懐かし漫画等揃いの漫画を約6000冊　大量出張買取　神奈川県横浜市栄区

買取品詳細

スタッフから一言

9月になりましたね。しかし暑さはまだまだ夏と変わりません。早く秋らしい過ごしやすい気候になって欲しいですね。

先日、古本担当のスタッフが他のスタッフと一緒に神奈川県横浜市のお客様の所へ出張に行きました。内容は漫画類です。最近は電子版も増えていて書籍での漫画の需要が低いこともあり、漫画だけでは出張に行けないのですが、今回のお客様の所には古い漫画もあり、基本的に揃ってて量も大量にあるとのことでしたので、出張で伺う事が出来ました。漫画も言っていた通り基本的に揃っていました。特に昔の人気作の復刻版が珍しかったですね。こちらは紙質や表紙が新しいですが、中身は元々の単行本と変わらないので、子供の頃に読んでいた漫画が綺麗な状態で読めます。そこが復刻版の良い所ですよね。実際に初版本よりも復刻版の方が価値が高い物もあったりしますよ。

漫画家の白土三平とは

白土三平とは、忍者を題材にした劇画作品で知られる日本の漫画家です。本名は岡本登（おかもとのぼる）で、1932年に東京府（現在の東京都）に生まれました。白土三平は、紙芝居の制作を経て、1957年に漫画家デビューしました。その後、貸本漫画の分野で活躍し、1959年からは『忍者武芸帳』を発表し、忍術に科学的・合理的な説明と図解を付けることで、当時の学生や知識人にも読まれました。1964年からは、先進的な漫画誌に『カムイ伝』を連載し始めました。アイヌ民族の少年カムイが江戸時代末期の北海道を舞台に活躍した冒険漫画で、その生き方や思想をリアルに描くことで、若者たちの支持を得るとともに、多くの漫画家に影響を与えています。他にも『サスケ』『シートン動物記』『神話伝説シリーズ』などを手がけ、前2作品で講談社児童まんが賞を受賞しています。晩年は千葉県の漁村に住み、アウトドアライフのエッセーも執筆し、2021年、89歳で亡くなりました。彼の作品は、歴史や社会への深い洞察力と想像力に満ちており、今でも多くの読者に感動や刺激を与えています。