難しそうな専門書も見ます！法律や経済等社会科学関連書籍を約2,000冊　横須賀市

買取品詳細

スタッフから一言

古本出張買取「くじら堂」のスタッフSです。

先日、神奈川県横須賀市のお客様の所へスタッフがお伺いしました。横須賀市は当店から少し離れていますが、法律、経済等社会科学関連書籍が約2,000冊はあるとの事だったのでスタッフに行ってきてもらいました。

法律については小説や漫画、ドラマで解説されて知っているくらいの知識でしたが、今回の本が民法が多かったので、少し調べてみました。すると同じ法律でも警察が関わる案件と、そうじゃない事件や内容で裁判が異なると改めて知りました。もっと調べれば民法の方が、暮している中で使うかもしれない法律だとわかりました。警察が深く関わらないくらいな些細な案件でも金銭関連のトラブルなんかには使われるのが民法だと知って思わず、そうなの？！と驚いてしまいました。他にも離婚に関して等身近で自分にも起こりそうな案件が民事裁判でした。小説やドラマで知っていた法律は刑事裁判が多くて、実際に存在している法律なのにどこか別次元の物のように感じていましたが、もっと身近な民事裁判を知って、せめて自分に関わってくるかもしれない法律だけでもちょっとずつ学んでいきたいなと思いました。

民法、民事裁判について等の本は普段本屋さんで見かけても手に取ることもしないジャンルの本ですが、こういったお客様からの書籍で新しい本と出会えることが楽しくて嬉しいです。

三省堂社の「追悼文大全 」とは

三省堂社が発行している追悼文大全は、共同通信が1989年～2015年に渡って全国の加盟新聞社に配信した27年分の追悼文を一冊にまとめたもので、配信年月日や筆者名、追悼文の見出しと本文などから構成されています。この世に別れを告げた国内外の俳優や映画監督、数多の芸術家に向けられた悲しみや無念、感謝の言葉を故人を知らない人でも分かるように代表作や業績を含めて綴った追悼文が約770編も収録されていて、唯一無二の人生を送ったことが手に取るように分かります。配信した当時の追悼文を現代で使われている言葉に修正を施していないので、筆者の惜別の念が込められ情感が溢れていて、故人がこれまで歩んできた道のりと重ね合わせて読むと、現代では感じることの出来ない時代の香りを感じることが出来るようになっています。本文に記されている作品名から当時の思い出を振り返ったり、この世を去った人を静かに見送る儀式になったりと、読者によって様々な使い方が出来ます。