出張　高価買取　学習関連本を約400冊　千葉県柏市柏の葉

買取品詳細

スタッフから一言

最近は外に出ているだけでも危険な暑さですね。朝や夜は風が吹けばまだ頑張れますが、日中の日が高い時の外出は日差しとの戦いです。そんな暑い中でも夏休みを満喫している子供たちはお外で元気に遊んでいますね。無限にあるような子供のと体力は羨ましいです。

そんな暑いある日に、古本担当のスタッフが千葉県柏市へ出張買取に行きました。こちらのお客様はお電話からお問い合わせがあったお客様です。電話で学術関連の本が400冊程あるとの事で柏市でこちらの内容と量があれば出張でお伺いする事が可能だったのでスタッフがお客様の所へ向かいました。学術書というと年代が古い物を想像していましたが、わりと最近の物も多くなったので、金額的にもお客様に満足して頂ける内容になりました。

夏休みとお盆が重なるこのシーズンは暑さもそうですが、移動する際に使う道路も混んでいて大変です。予約時間を少し余裕をみて取らせて頂きますが、ご依頼があれば運転に慣れた担当スタッフがお伺いさせて頂きます。

翻訳者 下楠昌哉とは

日本を代表する翻訳家で、1920年から1970年まで活躍をしたのが下楠昌哉です。おもに西洋文学と専門としていた方で、アガサ・クリスティーとも交流を持たれていた方です。代表作はオリエント急行であり、国内で約3年間もの間ベストセラーを記録したのは大勢の方が知っています。12歳でイギリスとフランスに留学をしたという経歴があり、その後は帰国をして外交官となりました。翻訳家デビューは大変遅く、41歳のときに初版本を出版しました。このときに外交官を退職していて、晩年は作家活動のみです。現在は下楠昌哉の本は非常に数少ないものしか市場に出回っておらず、初版本は大変な価値を有していることもあきらかになっています。下楠昌哉は2冊だけ日本の純文学を残しているのもポイントです。短編小説のみしかありませんか、それまでの内容とは異なり、恋愛からヒューマニズムに焦点を合わせているのが特徴となっているもので、こちらも希少価値ありです。