西洋哲学書を約400冊　宅配買取　三重県津市大谷町

買取品詳細

スタッフから一言

桜があちこちで咲き始めましたね。暖かい日も増えてだんだん春が近く感じます。

この前三重県津市大谷町にお住いのお客様に宅配で、当店に西洋哲学書を400冊程送って頂きました。こちらのお客様はお電話からお問い合わせがあったお客様です。哲学書は専門書の中でも発行年数もあまり関係してこないジャンルの本になります。当店でも出張、宅配の両方ともでよく案内をしています。今回のお客様は三重県にお住いなので、梱包していただくのがとても大変だったと思います。当店では送って頂く専門書は量が多ければそれだけ助かりますので、梱包していて段ボールの量が多くなっても全く問題はありません。送料等の関係で専門書が中心でのご案内になってしまいますが、もし対応している本かどうかわからなければ、お気軽にメールに画像やお品物のリストを貼って送って頂けましたら担当スタッフがお答えさせて頂きます。

桜が満開になる日も近そうですが、この時期は強風になる事が多いですね。本日も本の担当スタッフは強風に負けずにハイエースを運転してお客様の所へ元気に出張に行ってます。

哲学者のミシェル・フーコーとは

ミシェル・フーコーは、20世紀のフランスの哲学者として有名な人物です。パリに生まれて、その土地で亡くなっていますので文字通り、フランスを代表する人物として評価を集めています。フーコーの主な理論は、権力と知識をどのような形で利用することが良いのかという観点から構築しています。例えば、権力というのは単なる抑圧的なものではなくて、社会の秩序を維持するためにはある程度必要なものであると考えていました。そして、こういった権力は知識があることを前提で形作っているものであるため、これら2つを社会制度を通じた社会統制に取り入れていくという考えを持っていました。もちろん、だからと言って人間の主体性を排除するのではなく権力や知識、社会統制の中で人間の主体性を確保するためにはどういった視点で活動すれば良いのかということも考えています。政治学や社会学、そして歴史学の観点から様々な分野に対して影響を与えた人物であるため、その書籍や考え方というのは世界中で重宝されているものに違いありません。現代の社会思想の考え方の重要な役割を担った人物でもあります。